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Part1


はじめ見ただけでは、その小さな、長さがたった0.05ミリの緑の微生物のミドリムシが地球を救う可能性を持っているということを信じるのは難しく思えるかもしれない。その単細胞の生物は、その生息場所と光合成を通して自分の栄養を得られる能力のため、しばしば海藻や他の水中植物と同じグループに分類される。しかしながら、ユーグレナはまた、動き回る能力を含む動物のような特性も多く持っている。
2
ユーグレナを特別なものにする一つは、食料をしての有用性だ。それは、59のさまざまなビタミン、ミネラル、そしてアミノ酸を持ち、栄養価が高い。粉末状のユーグレナを栄養補助食品、飲み物やクッキーに加えると、栄養上必要なものを人々に供給するのに効率的な方法となり得る。*provide +人+with+物:人に物を提供する
それはまた、水と光だけに頼りながら素早く繁殖したり育ったりする。*rely on: 頼る *nothing more than: =only,~だけ

NEW WORDS and PHRASES
microorganism: 微生物  euglena:ミドリムシの学名  potential: 可能性  organism: 生物  feed: ~にえさを与える  photosynthesis: 光合成  usefulness: 有効性  highly: 大いに  nutritious: 栄養豊富な  vitamin: ビタミン  mineral: ミネラル  powdered: 粉末状の  nutritional: 栄養の   supplement: サプリメント reproduce: 繁殖する  rely: 頼る、当てにする nothing more than A: ただAだけ

Part2

3
ユーグレナの使用は食品の製造や販売に限られていない、すなわちそれは、環境やエネルギー問題を解決する為に役に立つ。光合成するという能力は、主な温室効果ガスである二酸化炭素の排出を減らすために使われ得る事を意味している。生物燃料がユーグレナから作られ得るので、トウモロコシなどの作物は使われる必要が無い。出雲充は、微生物学者であり、これらの種類の製品が人々の健康を改善するだけでなく、地球そのものに恩恵をもたらす事を望んでいる。
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出雲にとって、この(望みを持つようになる)地点へと導く旅は、1998年にバングラディッシュでの経験と共に始まった。そこでの栄養失調の子供の数が彼を悲しませ、彼らの生活を本当に変える事が出来る何らかの栄養の豊富な食品を探し始めた。ついに、出雲はユーグレナを思いつき、世界の食料問題に取り組むという望みに動かされて、彼自身の事業を始める決心をした*address: 取り組む  *hope of  ~ing:( 同格のof) ~という望み
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しかしながら、微生物の専門家達にアドバイスを求めた時、彼はいつもユーグレナは養殖をするには難しすぎると言われた。*culture: 養殖する
事実、出雲の計画が求めていた規模でのその生物 の生産に関しては、当時全く前例がなかった。*precedent for: ~に対する前例

NEW WORDS and PHRASES
photosynthesize: 光合成する  emission:排出物  greenhouse: 温室  biofuel: 生物燃料  crop: 作物  benefit: 利益 journey: 道のり、旅  Bangladesh: バングラディシュ  malnourished: 栄養失調の  upon:~の上に  set about doing: ~し始める、取りかかる  hit upon A: Aを思いつく  sought: 探し求めた  microbiology: 微生物学、細菌学  production: 生産  scale: 規模  seek A out/ seek A out: Aを探し出す

Part3

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必要な養殖技法と技術を開発するのがどんなに難しかろうとも、出雲は諦めなかった。彼はユーグレナ養殖の研究者と機能性食品の供給会社とチームを組み、2005年に出雲と彼のチームは会社を設立した。
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必要とされた養殖を開発するための追求において、出雲と彼の同僚は日本中のユーグレナの研究者達と連絡を取った。彼らの情熱に感動して、たくさんの研究者たちが手助けを申し出た。結果として、2005年までに、出雲のチームはついに、世界初の巨大屋外ユーグレナタンクを作ることに成功した。『日本中からの研究者達が、ユーグレナを通して世界を改善するという私たちの追求に協力してくれました。」と出雲は言います。「それは本当に全国規模の試みでした。」*endeavor: 努力、試み
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生物工学におけるユーグレナの使用は、日本の強みである一領域であるとはっきりと分かる。国は、みそや醤油そして酒の製造のために微生物と発酵 を使ってきた長い歴史がある。それらの伝統的な方法は、多くの点で、食品とエネルギー製造でユーグレナを使うことに利用した技術に似ている。*similar to: 似ている  *in many respects: 多くの点で  employ: =made use of,利用する
それらの方法がなかったら、そのチームはユーグレナを利用することに成功しなっかったであろう。
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現在のことに話を進めると、ユーグレナの用途に関する質問が世界中から舞い込んできている。培養技術の改善への取り組みが沖縄の石垣島の工場で続いている。食品や生物燃料製品のためにそこで生産された様々なタイプのユーグレナが、他の多くの研究機関に送られている。

NEW WORDS and PHRASES
cultivation: 養殖  supplier: 供給者、供給会社  functional: 機能を果たせる、便利な  found: 創設する   team up with A: Aと組む quest: 追及、探求  enthusiasm: 熱意  outdoor: 野外の  nationwide: 全国規模の  in A’s quest to do: Aが~することを求める中で  shoulder to shoulder: 協力して   biotechnology: 生物工学  shine: 輝く  fermentation: 発酵、発酵作用  sine through: はっきり表れる incubation: 培養  facility: 設備、施設  institution: 機関、組織  fast forward to A: 話をAまで進める

Part4

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今日調査されているユーグレナの用途のいくつかは、本当に驚くべきものである。一つは、ユーグレナからの生物燃料を使った飛行機を飛ばすというアイデアだ。なぜなら、ユーグレナから生産されたオイルはとても軽いので、次世代のジェット燃料としてのそれの利用にたいして高い期待がある。また、化石燃料を燃やしている発電所からの排気ガスをろ過するのにユーグレナを利用しようという計画がある。ユーグレナ製品を増やしていく一方で、ユーグレナの培養システムは、排気ガスから二酸化炭素を取り除いていくであろう。このような技法における前途有望な実験は既に始まっており、ジェット燃料は近い将来実用化されるであろう。
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最近、出雲と彼のチームは、彼らの意識を再び全努力の最初の動機、すなわちユーグレナの健康の利益を発展途上国の栄養失調の子供たちにもたらすことに集中させようと決めた。バングラディッシュでは、宗教上の制限から豚肉を食べない人もいる、そしてそれが時として彼らが食べる食べ物からビタミンB1を十分摂ることを難しくしている可能性がある。その理由により、会社はバングラディッシュに事務所を設立し、そこはNGOと共に、子供たちにユーグレナを素にした学校給食を供給することに取り組んでいる。彼らは、どのようにこれが栄養状態をよくできるかを観察し測定するようとしている。*intend to ~: ~を意図する、するつもりである、しようと思う
もし全てが上手くいけば、2030年の年までに、ユーグレナベースのお昼ごはんをバングラディッシュの100万にの人々に供給することになるでしょう。出雲は楽観的に将来を観ていて、日本の発酵方法を持つユーグレナの利用が地球を救う力を持っていると、自信を持ってはっきり言っている。

NEW WORDS and PHRASES
investigate: 調査する  generation: 世代  fuel: 燃料   filter: ろ過する、漉す  fossil: 化石  remove: 取り除く  promising: 将来が期待できる  A is put into use/put A into use: Aは利用される recently:最近  motivation: 動機、理由  pork: 豚肉  restriction: 制限  intend: 意図する   observe: 観察する  nutrition: 栄養  optimism:楽観  confidently: 自身を持って  proclaim: 宣言する、はっきり言う  set up A/ set A up: Aを設立する